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自分の理想を子どもに押しつける母親「リトル・ファイアー~彼女たちの秘密」を観て思ったこと

ティータイム

こんにちは。4月も下旬になりましたね。来週末にはもうゴールデンウィーク!?ぼ~っとしていると今年もあっという間に終わってしまいそうです(汗)。

時間を大切に、毎日過ごしていこうと思います!(元旦から何回、決意したことか、笑・・!?)

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先日、Amazonプライムの「リトル・ファイアー~彼女たちの秘密」を観終わりました。女性の人生とは・・等など、いろいろと思うところがありました。

画像引用元:Amazonプライム・ビデオ

(ネタバレ注意!)アメリカ中産階級の理想的な家庭の良き母、良き妻と自他ともに認める主人公のドラマなのですが、実は彼女が夫や子ども達を不幸せにしていたという話です。

自分の理想や世間体が基準になり、ずっと夫や子ども達に理想の姿を求めてきた主人公。あることをキッカケに家族それぞれの感情が爆発して大変な事態になるのですが・・!やっぱり子どもは親の所有物じゃないよねと思いました。

もともと主人公は「女性は適齢期になったら結婚して子どもを生み家庭を築く」という固定観念に若い頃からとらわれていました。一方で、彼女はジャーナリストとして出産後、本格的に仕事に復帰したかったのですが、新たな妊娠であきらめなくてはなりませんでした。仕事をあきらめなくてはならなかった喪失感の穴埋めに理想の家庭を築く、という呪縛にとらわれてしまったのでしょうか。

しかし、主人公に共感、同情する部分もありました。私自身も帰国した時には子ども達が小さくてヨーロッパに長期出張のある仕事はあきらめなくてはなりませんでした。

子育てはとても楽しかった一方で、キャリアを積んでいたら今ごろ自分はどんな生活をしていただろう?とも思います。

私は到底、完璧な母親ではないですが、とりあえず成人した子ども達と仲が良いのはかなりゆるい感覚で子育てをしてきたからかもしれません。私自身が良くも悪くもあまり真面目でないこと、世間体や人の目を気にしないことは子育てにおいては良かったのかもと思います。かといって私は戦前生まれの親に育てられたので子ども達の「しつけ」はきびしい方だったかなと思います。

ジェンダーレスの時代ですが、やはり(今のところ)生物学的に子どもを生むことができるのは女性だけです。子育てと仕事の両方、むずかしい問題ですよね。

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